2021-05-04

神野翼 「おさがりアート」

「おさがりアート」

循環型社会をアートで考えよう。

絵に描かれたキャラクターから「おさがり」をもらいませんか?

どういうこと?

 実は絵の中のキャラクターが着ている服は実際に存在するもので、この絵を描いたアーティストが着ていたものです。それらの服を「おさがり」として貰ってしまうのが「おさがりアート」なのです。

アーティスト、神野翼さんが描いた「おさがり」はこちらです。

 これは循環型社会をアートで繋げる新しいこころみ。皆さんも一緒にアートに参加してみませんか?あなたもおさがり(古着)をもってストリートテーブルへお越しください。交換して循環させていきましょう。

おさがり交換会は7月頃に開催予定です。詳細決まり次第、ご案内いたします。

日時2021年7月頃、開催予定
場所ストリートテーブル三ノ宮 ステージ周辺
持ち物交換する古着をお持ちください
主催神野翼

 人間が生きていくために必要な資源は有限です。あらゆる素材や製品は価値あるもので、それらを保全や維持し廃棄を抑制する社会を作る事を循環型社会と言います。
 一度使われた素材や製品をもう一度使うリユースについても循環型社会を形成するの中でとても重要な意味のある行為です。
 洋服の「おさがり」も立派なリユースです。家族や親戚や友人達の中で着なくなった、着れなくなった服などを譲ることは古くから行われていました。これは小さな循環ですが、ゴミを作り出さないという意味では環境破壊の抑制にも繋がる立派な循環型社会の一つです。

 この素敵な循環をもっと広い世界で繋げることが出来ないかと考えた時に必要となってくるものがアートです。何故ならアートという行為は言葉を必要としない体感的な表現だからです。絵や歌やダンスは体験した人達を性別や人種を超えて繋げる事の出来るものです。
 人と人を繋げ、優れた循環を生み出す可能性を秘めたアートと「おさがり」を繋げることでこの小さなリユースを大きな循環に変化させていくことができるのです。

神野翼

現代芸術家。神戸ゆかりの作家 小松益喜と世界4 大アーティスト 嶋本昭三に師事する 。
2001 年より現代芸術家として活動。絵画、立体造形物の制作をするだけでなく、その延長線上に身体を使ったアートパフォーマンスを行う。
国内外にて幅広く作品の発表をおこなっている。


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